いくつになってもこのコといっしょ
イヌじまい ネコじまい
あなたはいくつまでペットと暮らしますか?
内容紹介
ペットを飼うことで、生活が潤う、ストレスの軽減などのほかに、幸せホルモン(オキシトシン)が増加する、通院回数や薬の使用頻度が減る、血圧の値が下がるなど、科学的な効用が実証されています。さらにペットと長年暮らしている人こそ、互いに深い信頼関係が結ばれ、生活の質が保てるなど、高齢者の心と体の健康にもよい効果が出ています。
一方で、「人生100年時代」といわれるように、ペットも飼育者も高齢になります。ペットの世話、費用、ペットと自分の体調管理、万が一のときの預け先、ペットの看とりなどが困りごととなり、社会問題にまで発展しています。歳をとったらペットを飼うことができなくなるのでしょうか? 対策を講じていれば、そんな心配はありません。
監修は、「ペットも社会の一員に」と提唱する熊本県の獣医師・德田竜之介先生(竜之介動物病院院長)。竜之介動物病院には、人と動物の高齢に伴う悩みが多く寄せられています。世話が難しくなった際の対策、自分とペットの健康を保つためにしておくことなど、德田先生がその悩みに答える形式で、一生ペットと暮らすことができる対策を提案します。
高齢の方だけではなく、若い世代の方にも役立つ1冊です。・私の健康、ペットの健康(自分とペットの健康寿命を長く保つために)
・世話とお金の心配(歳を取ることによって世話が難しくなった場合はどうするか。年金暮らしに対応するためのお金の確保)
・介護の不安(ペットの老化のサイン、具体的な介護法)
・ペットを看取る不安(看取りの覚悟、治療法の選択、ペットロス)
・自分が先立つ不安(万が一の場合に備えてしておくべきこと。お墓、介護施設情報など)
・巻末メモ:ペットと私のエンディングノート