どんな災害でもお金とくらしを守る
被災しても「お金」に困らないために
内容紹介
いつ、どこで自然災害が起きてもおかしくない時代。
日々のくらしや大切な家族を守るために、「お金」の防災を考える一冊。
日々のくらしや大切な家族を守るために、「お金」の防災を考える一冊。
2018年は大地震や豪雨など、自然災害が多く発生しました。災害直後、とにかく必要になるのはお金です。
停電で電子マネーやクレジットカードが使えず、手持ちの現金が少なくて買い物ができなかった……、建てたばかりの住居が水害で被災し、ローンだけが残ってしまった……など、災害時にはお金に関する大小さまざまな問題が発生しています。
自然災害を防ぐ方法はありませんが、お金に困らないようにする対策は今からできます。
被災者が日々のくらしを取り戻すのに「お金」は必要不可欠です。
被災したときの経済的リスクが高い人は、持ち家で住宅ローンの残高が多く、貯蓄が100万円以下というケース。このように具体的な数字や事例を出し、約50の疑問にファイナンシャルプランナーが答えます。
また、近年の災害で被害にあった方々の声を集め、実際にはどのような問題に直面したのかなど、リアルな体験談も紹介。被災地で様々なトラブルに応対した弁護士や、住宅の損害調査にあたった損害保険会社の調査員など、専門家の視点でも体験談を語ります。1.「被災直後の問題」現金は必要?/通帳やカードをなくしたら?/避難所にお金は持っていく?/支援を受けるために必要なものは?
2.「生活再建に向けた問題」どのような支援がある?/保険金は支払われる?/高齢者でもローンは組める?/借家を退去したら敷金は戻る?/火災・地震保険の補償対象は?
3.「災害に備えてやっておくべきこと」災害リスクを調べるには?/保険って必要?/地震保険料って高くない?/保険に入るポイントは?弁護士による災害で実際にあった相談/損害保険会社の調査員の話/被災者の体験談