消え行く少女(前編)
戦後の復興から取り残された被爆者の悲劇を描く異色作!
著者 |
白土 三平
著 |
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ジャンル |
コミック
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シリーズ | 復刻名作漫画シリーズ |
出版年月日 | 2009/03/27 |
ISBN | 9784778031138 |
判型・ページ数 | B6・130ページ |
定価 | 2,090円(税込) |
内容紹介
1959年に日本漫画社から上下2冊で刊行された長編少女漫画。少数弱者が主人公となった社会派問題作。広島で被爆した雪子とその母。母親を後遺症で失った雪子は、乞食となり、流浪の日々を余儀なくされ、転々とした先の村民からも排斥される…。
善良な庶民の裏面と戦後の暗部を描きながら、マイノリティにとっての救済とはなにか、戦後十数年を経て平和とは何か、戦後の復興と経済成長とは何か、とさまざまな問題を問いかける。少女漫画史に残る異色作であり、いまこそ読まれるべき重要作です。