溺愛離婚 2
夫だった同僚と、今も毎晩セックスする理由(わけ)
内容紹介
「もう一度、一生のお願い。――頼むからずっと俺の嫁さんでいて」
秘めた片想いをきっかけに契約結婚をした蜂谷元晴と佐伯由布子は、2年の契約終了後、「愛してる」と言えないままに離婚をしてしまう。それでも互いに離れがたく、ずっと嘘のようで本気のセフレ関係を続けていたふたりだったが、ついに想いを打ち明けあい、再婚を目指すことに。
だが終始この関係に反対していた姑・蜂谷聡恵が再婚など許すわけもなく、なかなか思うように事は運ばない。
そんな折、由布子と蜂谷の職場に、蜂谷の許嫁を名乗る女子大生・九条七美がインターンとしてやってくる。
「一度は離婚したんですよね? それって手を離せる程度の気持ちだったってことじゃないですか?」
七美は蜂谷のハトコで、幼い頃から彼に片想いしており、聡恵の許しを得てふたりの再婚を阻止しに現れたのだった。
しかし七美にも、家の決めた許嫁・千裕がおり、彼女に想いを寄せている。
複雑な想いが交錯する中、なんと蜂谷が七美に拉致されてしまい…!?
「これは私たちが少しの間、夫婦ではなかった頃のお話――…」
大人気の兎山もなか先生を原作に迎えた、唯一無二のドラマチックTL作品、波乱と感動の完結です!